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不動産価格の変遷

カテゴリ: 一戸建て
不動産価格の動向について歴史を紐解いてみたい。

戦後、日本は奇跡の成長を実現してきた。
昭和20年代の焼け野原から、昭和39年の東京オリンピック、昭和45年の大阪万博と、高度成長の道を驀進した。
1980年代までは、不動産価格は下がらない、という根拠のない「土地神話」が存在していた。
根拠は無くても下落したことが無かったことから、「土地神話」は存在し続けた。

1980年代半ばには、ぐんぐんと不動産価格が上昇し、サラリーマンには手の届かない価格になりつつあったが、それが更に、今買わないと、という思いを強くさせた。
都内にマイホームを持つことが困難なそんな異常な時代でした。

遊休地であろうと売却が不可能な工場が立っている土地であろうと、土地を持っているというだけでその会社が評価され、株価が急騰したものでした。
しかし、株価は1989年末、大納会の日に天井を打ち、1990年の年明けから大暴落が始まるのでした。

資産価格がむちゃくちゃな上昇を示した1980年代が終わり、資産価格が下がり続ける1990年代になりました。
地価の値下がりは、住宅地より商業地の方が大きく、ピークの5分の1、10分の1という価格になったものも珍しくありませんでした。
1990年代前半は下がり続け、1990年代後半にほぼ底値となりましたが、その後も2000年代半ばまではほぼ横ばいで推移しました。
その間、金利は下がり続け、また、様々な景気対策が打たれ、税金や費用が少なくてすむ制度が導入されたことから、2005年くらいまでは正に絶好の買い場でした。
1980年以降で最も不動産が買いやすかった時だったと言えるかもしれません。

その後2008年に向けて価格が上昇を始めました。
70平米台の新築マンションが1億円を越える価格で販売されたりしました。ちょっとしたバブルの再燃です。
しかし、それも長続きせず、再び下落基調となりましたが、2005年頃に販売されたマンションは築5年が過ぎた今でも発売時の価格を上回って推移しています。

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